• 先輩花嫁

やる気のない花嫁からのメール

2016.07.31 Sun

 

挙式2日後に届いた、ある花嫁さまからのメールを、

全文ご紹介します。


↓どうぞこの花嫁の声をご覧ください↓

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その節は、大変お世話になりました。

同期のメンバーからいろいろ聞きました。

 

プランナーさんと連絡をとっていたことや、

映像上映の確認に行ったこと。


私はとにかく、結婚式をするのが嫌で嫌で、

仕方がなかったです。

 

やりたくないって泣いて、懇願するくらい嫌でした。

 

しぶしぶやる結婚式で、友人等に負担をかけたくなかったので、

余興やスピーチをなくしました。


そして、「結婚式が楽しみ」って、

感情を1秒も持つことなく、当日を迎えました。

 


そんな中の同期からの、サプライズのムービーでした。

普段から会社で結婚式が

嫌だ嫌だと言っていた私にわざわざです。

 

作ってくれた同期、コメントをくれた先輩方に感謝で、

嬉しくて、たくさん涙が出ました。

 


本当に当日はあっという間に、

時間が経って披露宴が終わりましたが、

 

昨日、今日と時間が経てば経つほど、

結婚式やってよかったと感じるようになりました。

 


こんな風に思えたのは、プランナーさんが協力して

くださったからだと思っています。

 


特にこだわりもなく「なんでもいい」だらけの私達で

実際やりにくかったと思います。

 

こんな私達を最後まで面倒見てくださって

本当にありがとうございました。

 


今となっては、あーすればよかったーとか

今更どうにもならないことを彼と話しています。笑

 

今後、結婚式を、やりたくなさそうな花嫁がいたら
(そういないとは思いますが)

私みたいな人もいたよって、話をしてあげてください。

 


準備期間から楽しまないと、はっきり言って損ですね。


本当に本当に、ありがとうございました!

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いかがでしょうか?

 


いろんな理由があって、それらが複雑に重なり合って、

結婚式に対して、後ろ向きだったんだと思います。


けれども、結婚式を挙げて披露宴をして、

その中で1つの光が見えて、何か忘れかけていたものを

思い出したのかもしれません。

 

それか、新しい発見を、したのかもしれません。

どちらにしても、“気づいたこと”

があると思います。

 

それは、「自分ひとりで生きてるのではない」

 

ということであって、

 

「みんなに支えられながら生きている」

 

ということであったのでしょう。

 


結婚式の準備期間を、楽しまないと損ですが、

人生も楽しまないと、もちろん損です。

 


そんなことは、わざわざ言われなくても

わかっていると思います。

 


ですが、頭ではわかっていても、

何かのきっかけがないと、気づけないものです。

 


結婚式は祝福を伝え

感謝を伝えあう場

 

 

だからこそ、そのきっかけに、

なったと思います。

 

 

やる気がなかった花嫁。

 

結婚式をやってよかったと、

そう心から感じられたのは、

結婚式には、結婚式の意味と、

 

意味を超える価値が、


しっかりあるからなのでしょう。

 

 

 

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